ワールドピースラボ(WPL)長崎スタディツアー1日目
高校選択講座「ワールドピースラボ」では毎年8月に原爆が投下された地を訪れています。
昨年は広島へ、今年は長崎へ。8月7日〜10日の4日間のスタディツアーです。
悪天候のため長崎へのフライトが遅れましたが、無事に現地へ到着しました。
まずは長崎市内へバスで移動し、大浦天主堂を見学しました。
長崎は西洋の玄関口として栄えた場所です。しかし江戸時代にキリスト教禁教令が出され、教徒たちは潜伏キリシタンとして隠れながら信仰を続けていました。
多くの犠牲を払いながらも、なぜそこまでして信仰を続けたのか。どんな想いでいたのか。
展示を見ながら想像しているようでした。
帰りは道は、天主堂までの石畳の街並みの風情を感じながら長崎を歩きます。
永井隆は放射線医学の研究で白血病を患い、原爆によって被爆しながらも負傷者の救護活動や長崎の復興に尽力した医師でした。またカトリック信徒でもあります。
「広島」とは違い「長崎」はキリスト教が色濃く残る歴史的背景があります。
ホテルに到着すると、今日の感想をそれぞれが自分の言葉で一人一言ずつ述べました。
まだ始まったばかりのスタディツアーでインプットした情報を整理できていないようでしたが、言語化することで認識が作られている様です。
担当渡部