高校自由選択「実験数学」スタディツアー3日目
3日目は、
広島市にある
NPO法人ブエンカミーノさんで授業。
ブエンカミーノさんのHPはこちら↓
本学園の卒業生でもあり、
在校生保護者でもある吉川さんが運営しています。
こちらに今回は宿泊もさせていただき、
授業会場としても使わせていただきました。
発問や教材の提示の仕方をチームで綿密に打ち合わせ、
早速2回目の授業がスタート!
昨日の反省点を活かし、
それぞれ手応えのある授業ができたようでした。
お昼休憩を挟んで、同じ授業をもう1回!
この日は午前と午後の
2回授業を行ったのです!
これが生徒たちがこの旅で最後に行う授業です。
前日から数えれば3回目の授業。
きっと一番うまくいくと思ったら…
終了後、浮かない表情の生徒たち。
「 みんなを授業に引き込めていなかった。 」
「 わかりやすく伝えようと思って簡単な言葉に変えたつもりが、
間違ったことを伝えてしまった。 」
3回目の授業ともなると、
用意してきた教材をただ「 伝える 」だけでく、
「 共につくる 」視点が持てるようになったのです。
授業を受けてくれた子どもたちの側に立つという
客観視ができるようになったからこそ、
新たな悩みが生まれたようでした。
これには、担当教員も想定外。
「 日々の授業、もっとちゃんと、つくらなきゃ。」
生徒たちが口々にそんなことを言っていました。
モヤモヤした気持ちもあるけれど、
最後はやっぱり、合唱!
会場の運営をされている卒業生の吉川さんも、
その息子さんの、現中学2年生の在校生も加わり、
笑顔で歌って、おしまい!
3回の授業を通して、
「 つくり手 」側の立場を経験し、
日常の授業を「 つくる 」ことの意味を
改めて考えるきっかけになったようです。
翌日は最終日。
授業を終えた私たちは、
平和学習へと歩みを進めていきます。
「実験数学」担当教員
松元