高校選択講座「サステナ·ラボ」スタディツアー その2

気候変動、気候正義、海洋プラスチック問題について

座学でしっかり学んだ後は、

フィールド調査へ!


スタディツアー2回目は、


東京湾乗船会に参加しました。



スタディツアー1回目の講師である


武本匡弘さんが ” 太平洋探査航海 ” で使用している


Velvet Moon号に乗って、


風の力で走るセーリング体験です。








まずは人力で帆をあげます。



想像以上に力が必要。


なんとか帆もあがり、無事出発。





すぐに見えてきた潮目( 異なる海水がぶつかりあう場所 )には、


ゴミがたくさん集まっていました





ぐるりと見える緑の丘、、、の奥は



米軍基地。



原子力空母の問題、イルカショーの課題、


アメリカ大統領の意向による


環境調査機関への影響など、、




様々なお話を聴きながら船は進み


運転体験も。





そして、マイクロプラスチック調査も忘れず行います。



船から「 プランクトンネット 」という採取具で


海面の漂流物を採取します。



船からネットを放り投げ、


待つこと15分。



採取物は


船内のマイクロスコープで拡大し、


大型モニター画面ですぐに観察します。



わずか15分間でしたが、


マイクロプラスチックをいくつも検出しました。




マイクロファイバー( 化学繊維 )も多く、


多くのプランクトンがそれに群がっていました。







海を眺めているだけでは分からない、


リアルな海のそして地球の現状を知った数時間でした。




武本さんが何度も口にしていた


「 知ることが希望 」という言葉




また新たな「 知る 」を得た私たちの、


「 知ったその先 」を


皆で考えあっていきたいと思います。




サステナ・ラボ担当
吉田

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