高校自由選択「実験数学」スタディツアー2日目
初めての授業前に生徒たちも緊張した面持ちです。
それぞれの会場に分かれて、
早速授業スタート!
「 コマ回し 」の授業風景。
手作りでコマをつくって遊ぼう!
という授業なのですが、
つくる前に何やら考えていますよ。
「 ハノイの塔 」の授業風景。
ゲームのルールを説明し、
早速プレイ!
( なんとこのゲームキットも生徒の手作りです! )
「 サイコロ 」の授業風景。
通常とは違う目のサイコロの、
目の出方について
実際にサイコロをたくさん振って考えていきます。
「 トイレットペーパー 」の授業風景。
トイレットペーパーを全部ほどいています!
でも、
その前には何やらたくさん考えたようで…
「一刀斬り」の授業風景。
工夫すると、
たった1回ハサミを入れるだけで
いろいろな図形がくり抜けるのだそう。
次々と作品ができていました!
このように、5つの授業に分かれて、
生徒たちは授業を行いました。
「 実験数学 」はその名の通り、
実験をして数学を考えたり、
深めたり、
確かめたりする授業。
手を動かし、
頭を動かし、
みんなで授業をつくっていきました。
そして最後には…
全員揃って合唱!
( 本校の中学3年生と音楽科の教員が駆けつけてくれ、
スペシャルゲストとしてピアノの伴奏をしてくれました。 )
合唱は、自由の森の文化を伝える大切な営みです。
数学をした後も、
もちろん、歌って終わり。
初めての授業を終えた生徒たちは
「 難しかった! 」
「 楽しかった! 」
「 次はもっとこうしたい! 」
と感想を述べあっていました。
お昼ご飯を食べたあとは…
地域の子どもたちの学習支援のお手伝い。
生徒たちは1人ひとりの横について、
マンツーマンで学習を進めていきました。
ここでは「 ハノイの塔 」が大活躍!
もう、
夢中になって遊ぶ子どもたちがたくさん!
算数なんて、
数学なんて、
学習なんて、
大嫌い。
という子どもたちに寄り添いながら、
語りかけていく。
「 数学 」という教科を通して、
子どもたちの心を解きほぐしていく。
だって、生徒たちは、
「 数学って楽しいよ! 」
ってことをわかっているから。
その楽しさ、
面白さを伝えたいという
生徒たちの純粋な気持ちが溢れていました。
学習支援のお手伝いの後は、
福山を出発し、
広島市へ向かいました。
翌日は広島市で授業です。
「実験数学」担当教員
松元