9月18日 全校で校内研究会をおこないました。 6月の校内研は、高校は各学年、中学は中学集会をおこなったので、 今回は全校レベルで何かをやっていこうということになりました。 そして、おこなったことは「 全校・哲学対話 」。 哲学対話をはじめるグループ。中学1年生から高校3年生がここに居ます。 自分たちで自分たちのことを話し合って決めていくためには、 お互いにどんなことを考えているのか、知り合うことがとても大切です。 そのために今回は「 哲学対話 」という方法でそれをおこなうことにしました。 その「 哲学対話 」の方法は、 中1から高3までをくじ引きで50くらいのスモールグループに分かれて、 それぞれのグループで「 学校 」について、 話したい「 問・疑問 」を参加者で出し合いながら、話し合っていきます。 話し合う・聞きあうためにはルールがあります。 ① 何を言ってもいい ② 人の言うことを否定しない ③ ただ聞いているだけでもいい ④ 知識でなく経験にそって話す ⑤ 意見が変わってもいい ⑥ わからなくなってもいい などです。 みんなでこのルールを確認して話し合いが始まりました。 一人一人の思いやつぶやき、意見などを大切にしようと、 聞きあうこと、話し合うことが、どのグループでもおこなわれていました。 静かだけれど、とてもいい時間が全校に流れていました。 この取り組みで、それぞれが発見したことが、 ホームルームや授業に、どのように活かされていくのか楽しみです。 そして、これが公開研究会へとつながっていきます。 新井 達也