山の日なので山の話を。

山の日なので山の話を。


最近、飯能では

ちょっと気が早い気がしますが、

紅葉が始まっていいる( かの )ようになっています。



こんなに色づいていますね。





引いて見てみると


ひと山全部。

これから紅葉が始まりそうな木もありますね。






その隣も・・・。

ここまでの写真は、全部スクールバスが通る

多峯主山( とうのす )、天覧山のあたり。





気になって、

すこし遠くの阿須の公園の方を見に行ってみましたが、



そちらもこの通り。

尾根沿いが全部変色。






これが、気の早い紅葉だったら

それはそれで良いのですが、







紅葉が始まっている( かの )ようになっています。



「 かの 」ということは

違うということ。







紅葉のように見える木々は、

全て枯れています。


とんでもない量です。








この枯死の原因は、

カシノナガキクイムシという昆虫による


ナラ枯れ被害で、


ミズナラ・コナラ・カシ類を中心として

全国的な被害になっています。





飯能市では、

2020年に初確認。


その2年後には、

こんなにも大拡大していることに驚きです。









今はまだ、

枯れた葉がついているので

遠くから見つけやすいのですが、

次第に葉が落ちると、

見つけづらくなっていきます。



そして、

この炎天下なので、

日に日に枯れていく面積が増えていってるように感じます。



また、

小岩井など、

武蔵台団地( 最寄りのコンビニ )の道より名栗方面は、

今のところこんなにも枯れていませんが、


単木的に枯死が見られるので、

数年後は学校の周りも

同じような状況になってしまうかもしれません。



実はこの春、

学園の対岸の丘でも1本枯れています。





対処法のひとつとして、


薪にして燃やして仕舞えば良いという

やや楽天的な方法がとられているようですが、



薪として、道路で運ばれ、

ばら撒かれた先の周辺地域で

ナラ枯れが発生しているという事実もあるようです。



発生初期に、

飛び地的に発生した事を考えると、

埼玉はそのパターンではないかと考えられています。








「 山の日なので山の話を。」


でしたが、

最近になって、

一気に枯れ始めた、

困った山の話でした。



本当に困りました。





広報部

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