中学修学旅行、4日目。全体コースで、中部の戦跡巡り。

中学修学旅行、4日目。

全体コースで、

北部、中部周辺の戦跡巡りです。




最初は、

佐喜眞美術館。





こちらには、

「 沖縄戦の図 」という

丸木位里・俊夫妻が描いた

大きな絵が常設展示されています。




そちらの前で、

講和を受けました。




そして、

その屋上へ向かいます。


屋上には、

長い通路と、

たくさんの階段。





この階段には、

たくさんの意味が込められています。


登った先の行き止まり。



そこから見える

森のような風景

と、

小さな小窓。




振り返ると、

その先に広がる

沖縄の普通の街。



基地と街がとなりに在ります。





たくさんの資料と、

本、絵本。




読み始めると

時間が足りませんでした。







その、隣の基地。


嘉手納基地。




新たにオープンした、

新展望台。



見学している30分の間に、

幾つのヘリと、戦闘機と、輸送機が行き来したのでしょう? 







恩納村へ移動。



ここでは、

毎年お世話になっている

知花さんに来ていただきました。




世界遺産にも登録されている、

座喜味城跡。



琉球石灰岩の城壁が

とても美しいお城です。





城壁の上に上がると、

心地よい風がそよそよと吹いています。


登ってみると、

ここにお城を建てた意味がよくわかります。



全方位、

見晴らしが良いのです。





だからこそ、

1945年3月26日、


この西の海が、米戦艦に埋め尽くされたときの風景を

想像すると・・・。



そして、

奥に見える、

座間味島を含む慶良間諸島の果たした

意味とは。




この写真の中に、

「 無血上陸 」を果たした

読谷の浜が写っています。



その実際の風景は

明日、平和資料館で見ることができます。







そして、

シムクガマへ。






ガマとは、


鍾乳洞のこと。




畑の真ん中に、

ぽつぽつと点在しているのも

沖縄の大地の成り立ちが関係しているもの。





それが、

沖縄戦では色々な意味を持ったようです。


時間のかぎり、

ガマの奥へ。




ガマの中から、

出口を見た風景。







そして、

このガマと1キロも離れていない位置にある

もうひとつのガマへ。





階段を降りていくと、





チビチリガマがあります。




この2つのガマでは、

後の運命が180度異なる結果になったそうです。





知花さんのガイドにより、

特別に中まで入らせていただきました。




前半コースとは、

また違う体験をしています。






「 でも、やっぱり想像できない。 」


生徒がこっそりつぶやいていた言葉です。




前半コースと、後半コースが、

「 地続きの学び 」としてつながり始める。



だんだん、

それが生徒の中で始まっているように感じます。




明日は、最終日。



南部を中心に学び、

帰路につきます。





広報部

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