中学2年生 ナイトウォークが無事に行われました。
中学2年生の、ナイトウォークが無事におわりました。
このナイトウォークは、
昨年から、自分たちの地元「 飯能 」を多角的に学んで来た
ESDの取り組みのひとつの集大成とも言えます。
取り組んだテーマのひとつが、林業。
飯能市の地場産業は、林業 です。
「 西川材 にしかわざい 」とも呼ばれ、関東でも有名な林業の産地となっています。
その飯能の山々から伐り出した材木は、名栗川( 入間川 )まで運び、
川の流れをつかって、江戸へ運び出していました。
「 江戸から見て西から川に乗ってやってくる材木である。」
それが、名前の由来となっています。
そこには、名栗の集落から材木を下流へ運ぶ「 筏師 いかだし 」という
職業の方々がいました。
その筏師たちは、行き( 下り )は筏に乗って飯能河原までやって来て、
( その下流は、また下流専門の筏師にバトンタッチ)
帰りは、てくてく徒歩で名栗まで、
4里 ほど歩いて帰っていたと言います。
実は、これがこのナイトウォークのモデルです。
主に、水量の多い夏場などに行われていた筏下り。
いくら昔とは言え、暑い昼間にてくてく 4里 も歩くのはキツイ。
きっと、夜や明け方に歩いた人もいたはずだ!
そう、この、筏師の営みを追体験してしまおう!というのが、
このナイトウォークです。
FBのハッシュタグ#に、「 林業筏師ナイトウォーク 」といれましたが、
まさに、林業筏師ナイトウォークがテーマなのです。
それでは、写真とともに振り返ってみたいと思います。
そして第2休憩ポイント。2里( 8km )
「 ヤナギコーヒー 」さん。
ヤナギコーヒーさんのHP
このあたりで、18時30分頃。
第3休憩ポイント 3里( 12km )
こちらは、埼玉県指定の無形民俗文化財の獅子舞で有名な
下名栗諏訪神社。
下名栗諏訪神社のHP
サーーっと通り雨。
ちょうどここで19時過ぎ。
日没時間をむかえ、反射テープを足に巻き、
誘導棒と、ヘッドランプの登場です。
頭からピカピカ照らしながら、だんだんと暗くなる事に
ちょっとわくわく。
このナイトウォークは、
昨年から、自分たちの地元「 飯能 」を多角的に学んで来た
ESDの取り組みのひとつの集大成とも言えます。
取り組んだテーマのひとつが、林業。
飯能市の地場産業は、林業 です。
「 西川材 にしかわざい 」とも呼ばれ、関東でも有名な林業の産地となっています。
その飯能の山々から伐り出した材木は、名栗川( 入間川 )まで運び、
川の流れをつかって、江戸へ運び出していました。
「 江戸から見て西から川に乗ってやってくる材木である。」
それが、名前の由来となっています。
そこには、名栗の集落から材木を下流へ運ぶ「 筏師 いかだし 」という
職業の方々がいました。
その筏師たちは、行き( 下り )は筏に乗って飯能河原までやって来て、
( その下流は、また下流専門の筏師にバトンタッチ)
帰りは、てくてく徒歩で名栗まで、
4里 ほど歩いて帰っていたと言います。
実は、これがこのナイトウォークのモデルです。
主に、水量の多い夏場などに行われていた筏下り。
いくら昔とは言え、暑い昼間にてくてく 4里 も歩くのはキツイ。
きっと、夜や明け方に歩いた人もいたはずだ!
そう、この、筏師の営みを追体験してしまおう!というのが、
このナイトウォークです。
FBのハッシュタグ#に、「 林業筏師ナイトウォーク 」といれましたが、
まさに、林業筏師ナイトウォークがテーマなのです。
それでは、写真とともに振り返ってみたいと思います。
7月4日、16時。
正面玄関で出発式。
今回サポートしていただく、
保護者( 一緒に歩く方、休憩ポイント係の方、おにぎりなど食事作り係の方)たちも
一緒に、24km先の、名栗げんきプラザ までのスタートを切りました。
歩くにはちょうどいい、薄曇り。
天気も味方になってくれました。
第1休憩ポイント。
自由の森学園からちょうど1里( 4km )の原市場小学校。
原市場小学校さんには、快くピロティを貸していただきました。
地元の方々の協力があっての開催でした。
ありがとうございます。
「 ヤナギコーヒー 」さん。
ヤナギコーヒーさんのHP
地図で、確認。
「 もう8km? 」なのか、「 まだ8km? 」なのか、
どんな話をしていたんでしょうね。
このあたりで、18時30分頃。
名栗川沿いを涼しい風とともに歩きます。
第3休憩ポイント 3里( 12km )
こちらは、埼玉県指定の無形民俗文化財の獅子舞で有名な
下名栗諏訪神社。
下名栗諏訪神社のHP
サーーっと通り雨。
ちょうどここで19時過ぎ。
日没時間をむかえ、反射テープを足に巻き、
誘導棒と、ヘッドランプの登場です。
頭からピカピカ照らしながら、だんだんと暗くなる事に
ちょっとわくわく。
「 名栗川橋 」
近代文化遺産として、埼玉県の有形文化財に指定されている、県内最古の鉄筋コンクリートづくりのアーチ橋。
1924年( 大正13年 )につくられた橋を横目に・・・
上流名栗方面へ
名栗湖の分岐を越え、上名栗の木の橋。
名栗川の左岸から右岸へ。
このあたりから、ホタルがちらちらと飛び、
涼しい川の風にのった光跡が、疲れや痛みの出始めた足のことを
一瞬忘れさせてくれました。
第4休憩ポイント 4里( 16km )
名栗中学校
「 雨が降ったら、ピロティ使って! 」
と言っていただき、屋根があるという安心感がありがたかったです。
ゆっくり休憩して、最後の休憩ポイントへ!!
第5休憩ポイント 5里( 20km )
山伏峠との名郷分岐。
ここでは、最後の山伏峠を前に、あの「 四里餅 しりもち」がふるまわれました。
この四里餅も、林業と筏師と深い関係のある餅なんです。
ここから、16km歩けちゃう??
そう、食べるとシリモチもつかず、
ひと粒で4里( 16km )歩けちゃうといういわれのもの。
飯能駅から自由の森までの間にありますよね。
今回の休憩ポイントが4kmずつなのも、実はこのため。
ひとが1時間で歩ける距離。
そして、このナイトウォークには、同行したカメラマンとリポーターの方が。
飯能日高テレビの2人が、自由の森学園のスタートからゴールまでを密着取材。
さらに、朝日新聞社の方も取材に!
こちらも発行、放映日がわかりましたら、お伝えしますね。
大きなカメラを持って、ずーーーっと一緒に歩いていただいて、
「 かめさん 」と生徒たちから呼ばれるほど。
とっても関わってくれて、最後はかめさんたちと一体感。
チームになっていました。
さあ!さいごの力を振り絞って!!
いざ、山伏峠。
最後の1里、4km!!
あたりは、真っ暗。
たまに街灯。
つづら折りが続きます。
静寂の中、一歩一歩ゴールに向かって。
木々の間をぬって。
最後のチームは、日を越えた午前1時前に、
最終目的地、名栗げんきプラザに到着。
ほとんどの生徒がリタイアすることもなく、自分の足で歩き切りました。
最後、山伏峠のてっぺんで、ゴールを目前にした生徒たちと、
雲の切れ間から見え隠れする星を眺めていました。
生徒のうしろ姿を眺めていると
静寂の中じんわりと感動の波が押し寄せて来ました・・・。
月並みな表現ですが、
がんばったね。
おつかれさまでした。
素敵な時間をありがとう。
また、この企画を考え、つくっていく過程からサポートしてくださった
たくさんの保護者、そして地元の方々に感謝です。
ありがとうございました。
てつひさ