今日はのんびりデイ。白神山地スタディーツアー その６
今日はのんびりデイ。
白神山地スタディーツアー その６
うまく食べられなかったのは、
朝食は、
みんなでホットサンド。
みどり色のくるみ台野営場。
どう撮っても
いい写真になっちゃいます。
今日のメインは、
岳岱（ だけだい ）自然教育林です。
ここ一帯は
大きなブナがたくさん残っている平らな台地です。
さっそく気になる風景。
入口にある
多目的展示施設で。
「 たっぷり１時間半後、
またここでね。」
ゆっくりと想いおもいの時間を過ごしましょう。
大きなホウノキ。
ここ岳岱には、
４００年生きた
「 ４００年ブナ 」という木があります。
昨年、
ついに倒れてしまったのですが、
ことしも、
ちゃんとここに在りました。
周囲の子ブナの成長を待つかのように
ゆっくりと朽ちていっているのでしょうか。
モリアオガエルの池。
地面には美しいシダの葉
そんな林床を歩いていきます。
あ、ここいっぱい！
昨秋に落とした
ブナの実がたくさん落ちていました。
中を割ってみると、
ほとんど空か、
中の詰まっていないシイナ。
美味しいのは、
クマやネズミが食べちゃったんでしょうね。
こうやって、
ブナの稚樹へと育っていくのです。
こんな岳岱も、
伐採の危機にあった
のだと聞きました。
幹に、「 九八三 」という数字が見えるでしょうか？
これは、
９８３番目の、伐る木という意味。
パルプになる予定だったそうです。
「 あそこは、いいブナがいっぱいある所だよな。」
地元の方がよく知る森。
長い間、掛け合って
伐られずに済むことになったというのです。
そんなことを話しながら、
たっぷりとブナの森を散策しました。
最後に、
「 もののけブナ 」で記念撮影。
いい午前でした。
のんびりと、
野菜を炒めて、
焼きそばやでバイトをしていたという生徒が
もはやプロの手つきでソバを水通しして、
美味しすぎる焼きそばの完成。
好天にも恵まれ、
林業講座スタディーツアー in 白神山地も、
４日目。
こんな生活にも慣れ、
のんびりといい時間を過ごしています。
林業講座
