生物演習という高校三年生に向けた講座を開設しています。
いろいろと、バラエティーにとんだ高校の選択授業。
( なんと約100個もあります。 )
希望者がいるときに、
そう、演習ですから、
でも、最後くらいはというかとで、
寄生とはどんな生き方なのか、
1cmのものが1ヶ月ほどでその大きさになる。
希望者がいるときに、
生物演習という高校三年生に向けた講座を開設しています。
「 演習ってなにやるの?」
そう、演習ですから、
受験生物の練習。
ひたすら問題を解いて、理系の小論文書いて…。
お互いに解説しあったり、論文を講評しあったり。
要は、みんなで受験勉強しているのです。
でも、最後くらいはというかとで、
博物館に行ってきました。
しかも、はしごで。
1つ目は目黒の寄生虫館。
寄生とはどんな生き方なのか、
人に寄生するもの、
人以外に寄生するもの、
共に寄生するものなど、
狭い館内ですが、みちみちに詰まっています。
圧巻なのは身体から採取された8.8mのサナダムシ。
1cmのものが1ヶ月ほどでその大きさになる。
みんなでうわぁとなりつつも、
すごいなぁと感心。
研究者たちの緻密なスケッチなど、
みどころはたくさん。
午後は上野に移動して、
科学博物館です。
生命の歴史を振り返る展示をみながら、
「あー、やったよやった。生物で」
何て言いながら、急ぎ足でまわる。
じかんがたらーん!!
といいつつ、
剥製大集合の展示ではひぐまでかっ!なんて驚き、
トムソンガゼルはどの部分を使って早くはしるのか?
( 骨格標本が学校にあるのです )
なんて考えてみたり。
フーコ-のふりこをみて、
えーこの振り子にこんな意味があるんだぁ。
と新たな発見をしたり。
なかなかたのしかったようです。
時間は足らなくても、また来ようと思える。
博物館には、そんな魅力があるのです。
社会にでても、こういう気持ちを持ち続けてほしいなぁ。
これは、担当教員の心の中の囁きです。
猛者は、
この後動物園をダッシュでみてくる-!
と走り去っていきましたとさ。
生物演習担当 樋口
広報部