韓国講座スタディツアー🇰🇷
姉妹校のサンマウル高校が日本にやってきました。
5ヶ月間あいたため、若干のぎこちなさがありましたが会って1時間もすればすぐに無くなり、冬の交流がスタート!
今回のテーマは特攻(特別攻撃隊)について。
戦後80年を迎える年に改めて、戦争を様々な角度から考える行程にしました。
初日は靖国神社と遊就館、そして東京大空襲・戦災資料センターに行き、国家・軍人の視点からと、その時代に生きる様々な人々の視点から、戦争がどういうものであったかを考えました。
戦災資料センターでは、6歳の時に空襲にあった西尾静子さんからお話を伺うことができました。
生徒たちは、西尾さんの詳細な語りから、数時間で10万人が亡くなる大規模の空襲の様子を想像しながら聞いていました。
2日目には、茨城県にある予科練平和記念館に行き、軍人に志願した人々がどのような日々を、どのような思いで過ごしていたのかを考えました。
展示には海軍の訓練校のことや、特攻隊としての最期の姿、家族へ遺した手紙などもありました。
軍人以前の、1人の青年としての思いを読みとることはなかなか難しいことでした。
人間が爆弾と共に体当たりする、ということが、改めて想像できない状況であり、それが行われていた戦時の恐ろしさを感じていました。
フォーラムも特攻隊について。
実は特攻隊のなかには朝鮮人もいました。
なぜこのような作戦をとったのか、そのことから私たちはどんなことを学ぶのか、わからないことの方がまだまだ多いですが、話し合いながら言葉にしていこうと思います。
さて次回は、生徒たちの遊びの様子をお伝えします!
韓国講座