安心安全をつくる。

「 安心安全をつくる 」。

これは、自由の森学園でよく語られる言葉です。



先の卒業式でも、この言葉を大切に考え

つくられました。




卒業式なのに、

「 いつも通り 」で出来なかった。


卒業生や、たくさんの在校生や、保護者にも

いろいろご迷惑とご心配をかけながら、

「 最小限 」で行った卒業式でした。




今回、その安心安全をつくるもののひとつに、

この「 切り札 」がありました。

これは、中学の卒業式の入場シーン。

「 普通 」入場してくる卒業生に目がいくシーンです。

当然ですが。

しかし今日は、写真右のマシーンの話です。

そう、こちら。

前回、お伝えしていたものなので、ご存知の方もいますね。

こちらは、次亜塩素酸水を噴霧して、

空間除菌をするマシーンなのです。

「 自由の森にそんなのあったっけ？？　」

もちろん無いです。

職員会議で、議論を続ける中、

ふと、ひらめいた教員がひとり。





「 普段出入りしている特別養護老人ホームでは、

そういうものを使っているな・・・」と。




そして、施設長さんに相談をしてみたところ、


「 その機械を購入したところに聞いてあげる。」と。





そしたら、その会社の社長が、


「 学校の卒業式ですね。規模はどれくらいなものですか？

こんな状況で困っているのは、どこも同じ。

少しでも力になれるのならば。」と。





そして、あのマシーンを

なんと、無償で！ 　貸してくれたのです。

このマシーン。「 JIAMOVER 」

しかも、高校卒業式、中学卒業式の間、

つまり一週間以上。



卒業式まで押し迫ったスケジュールでしたが、

卒業式前日に、設置まで駆けつけてくれたのです。





今日、マシーンを回収に来てくれたのです。

回収風景。

しかも、３台もですよ。

会場入り口に１台。

生徒と、保護者席の間に挟むように左右２台。

の計３台でした。

加えて、次亜塩素酸の溶液は、

その特別養護老人ホームの施設長さんが

こちらも、なんと無償 で譲って下さいました。

本当にたくさんの方々に支えていただきながら、

挙行できた卒業式であったと実感致します。




以前、「 後日ちゃんとお伝えする」というのは

そういうことだったのです。


自由の森日記　３月８日の記事






その「 切り札 」をご提供して下さった方々を

ご紹介します。




「 JIAMOVER 」マシーンを無償で提供してくださった、

「 エコムーバー株式会社」さん。


エコムーバー株式会社さん の公式HPはこちらから





次亜塩素酸水を無償で提供してくださった、

「 特別養護老人ホーム　あたご苑　（ あきる野 ）」さん。


特別養護老人ホーム あたご苑　さんの公式HPはこちらから



本当にありがとうございました。






もし、みなさんにも何か機会がありましたら


「 エコムーバー株式会社 」さん、

「 特別養護老人ホーム　あたご苑　」さんを


思い出していただけると助かります。




「 安心安全をつくる 」

これからも大切に、学校づくりをしていきたいと思います。

広報部