好きなものの高さを測る

今日は高校1年生のとあるクラスで行われた、

数学の授業の一幕をご紹介します。




この日の課題は

「好きなものの高さを測ってくる」

というものでした。




これまでの授業の内容を踏まえて

生徒はたった2つの道具だけを持ち

高さを測るために

教室から外へ出かけていきます。


こちらがその2つの道具。


一つは「5mの紐」

そしてもう一つは

「分度器が付いた何か」。



この2つの道具を使って

どのようにものの高さを測るのでしょうか?







生徒たちはまず5mの紐を使い、

測りたいものから

ちょうど5m離れた位置に立ちました。





そして、さきほどの分度器が貼ってある紙の

上部にあるストローを覗き、

測りたいものの先端を見上げます。





こちらは別の生徒が覗いているところの拡大図。




じつはこの道具、

「見上げた時の角度」を

測るためのものなのです。



どうやら中庭に生えている木を見上げるには

首を60度傾ける必要があったようですね。


※目線の高さが違う場合、

同じものを計測しても角度は変わります。




こちらの生徒は

サッカーゴールの高さが

気になるようです。





こちらの2人はグラウンドにある

ネットの高さを知りたいようです。





このネットは高いので、直接高さを測ることは難しそうですね。






さて、ここまでは「角度」を測る活動でした。

教室に帰ってきた生徒たちは

計測した角度をもとに

分度器と定規を駆使して

図を描いていきます。




これはグラウンドのネットの高さを出すために

描いてくれた図です。




底辺が5cmで角度が55°の直角三角形を

実際に書いてみると、高さは7.2cmでした。


1.46cmというのは目線の高さで、

合わせると縮図上でのネットの高さは

8.66cmになります。




したがって、現実世界での高さは

8.66mになるわけですね。



このように縮図を活用することで、

5mの紐と角度を測る道具の2つを使って

好きなものの高さを測ることができるのです。




この授業は「三角比」の単元の一部です。

ここからどのように「例の3つ」が

登場していくのでしょうか。


生徒の学びはこれからどんどん深まっていきます。


授業担当者 Nより




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