白神山地スタディーツアー その8 最終日
白神山地スタディーツアー その8 最終日です。 カラッと晴れたくるみ台野営場。 サワグルミの森からの木漏れ日が ここの朝の風景。 今日は忙しいので、 急いでご飯を食べて、 2台の車は、 藤里の街の方へ。 残った人は、 テント場の撤収作業! 本当に、 晴れててよかった〜。 しばらくして戻ってきた 2台の車。 荷台に積んであったのは? 砂の詰まった、 40個の土嚢。 きょうは、 ちゃんとやっておかないとマズイ・・・。 あの2日目で登った、 藤里駒ケ岳、田苗代湿原の登山道入り口で しっかりと準備体操。 なぜ、 登山道で土嚢袋か? というと、 毎年、 林業講座では、 最終日に このプロジェクトを行なっています。 名付けて、 「 白神山地 恩返しプロジェクト 」 これだけお世話になった 白神山地へ 少しでも恩返しできたら・・・。 土嚢を持って登山道へ出発。 途中、 休憩したりしながら ひとり、 2から3個。 2日目に歩いたあの登山道。 とにかく重くつかみ所のない土嚢。 「 よおし、ここに一個置こう。 」 と斉藤さん。 こうやって、 登山道に置いていきます。 置いて 踏み踏み。 ここ、 田苗代湿原は、 藤里町の山でも、 最もたくさんの方々が登る山道。 雨が降ったりすると、 所々水が溜まって ぬかるんだりします。 ぬかるむと、 ひとは嫌なので、 その周りの道の端を踏んで行きます。 すると、 登山道はどんどん広がり、 ぬかるみも広がり、 そして、 周囲の植生を踏みつけて歩くようになってしまいます。 土嚢があれば、 水たまりを気にすることもなく、 植生を傷つけず、 また、土嚢の 適度な柔らかさと、 平らな足場が、 とても歩きやすく、 老若男女、 どなたでも田苗代湿原に行く事が出来ているのだそうです。 この白神山地恩返しプロジェクトを始めて、 5年目。 とても このプロジェクトはみなさんに 重宝されているのだそうです。 その度に斉藤さんは、 「 自由の森の生徒がやっているんだ 」 っと言ってくださっているようです。 ありがたいです。 40個の土嚢を運び終え、 疲れた〜、 重かった・・・。 って言う図。 でも、今日は飛行機の時間もあるので、 あまりのんびりもしていられないので、 くるみ台野営場へ。 そして、 斉藤さんからブナの実のプレゼントをいただきました。 岳岱でも、 シイナの軽いや...