高校韓国講座で、韓国に行ってきました。

先日、

高校韓国講座で、

5泊6日で韓国に行ってきました。


コロナ禍でもズームでの交流を続けてきましたが、


どうしてもお互いに伝わらない、


もどかしさを感じていました。




ですが、

今回3年ぶりの交流ということで、

準備を重ね、韓国の生徒も

自由の森の生徒も楽しみにしていた交流でした。



海外経験や、ホームステイ経験も少ない中で

実施したプログラムを紹介します。






西大門刑務所跡

女性と戦争の人権博物館に行き、

日韓の歴史について展示物から学んできました。




授業の中で学びものとはたま違った感情で、

過去に向き合いながら、

多くのものを感じてきました。



生徒の感想から

「 ものすごく心が痛むし、こうして、いろんな方が見に来られるように実際の展示や場所まで開放しているなんて、我が国の歴史を大切にしている。そしてみんなが知っていかなきゃいけないと言うその思いが伝わった気がした。本当に知らない事実ばかりで、見切れなかった。もっとみたかったし、知りたかったし、悔しい。来年も見に来ないとって思わせてくれた絶対行く。」

「自分が旅行で韓国に来ていたら、行ってなかったと思うし、たくさんのことを知ることもなかったかなと思います。今回来てみて深く知ることが出来たし友達とも話し合ったりすることが出来て良かったと思います。また、当時どんなことがあったのかと実際に起きたこととかも知ることが出来たし、まだ解決していないということもわかって、忘れずにこれからも生きていきたいなと思いました。」





学校交流では、

江華島にある、サンマウル高校にお邪魔しました。


サンマウル高校は、

自由の森学園と、姉妹校提携を結んでいて、

自然に囲まれた環境で、少人数クラスで全校生徒が仲の良い学校です。




そちらの文化祭にお邪魔してきました。


自由の森のブースを用意していただいたので、

自由の森の学校紹介をしたり、

ゆかたの着付け教室をしたり、

生徒たち同士で文化交流をしてきました。






舞台発表の場では、

練習してきたK-POPのダンスを披露してきました。


サンマウル高校の生徒が

とても盛り上げてくれたので、

自由の森の生徒は達成感に満ちていました。




その後は、

サンマウル高校の生徒たちの家に

1人づつわかれホームステイをしてきました。



翌日は、

パートナーとの自由行動だったので、

韓国のご飯を食べに行ったり、

テーマパークに行ったり、

おもいおもいの時間を過ごしてきました。



交流最終日には、

一緒に昼ご飯を食べたのですが、

別れを惜しみ、最後まで手を振る姿がありました。





今回の交流全体を通した生徒の感想は、


「 ホームステイは初めてで、正直不安でしかなかったけれど、パートナーとかパートナーの家族も優しく接してくれたり、気を遣ってくれて嬉しかったし、言葉で伝えるのも難しかったけど、英語と韓国語を混ぜて話したりしてコミュニケーションをとってみて、新鮮だったし、楽しかった。」


「 同じアジア人なのに話す言葉が違うだけで、こんなに不思議な気分になるんだって思った。ホームステイをして、あ、ここ韓国だったって、やっと実感してきた。パートナーや、家族の方が一生懸命日本語を話そうとしてくれて、すごい嬉しかった。日本からのお土産も喜んでくれた。
日本のお菓子をあげただけで、お返し、お返しとそれ以上のものをいただいた。お返しの精神がすごいなって思った。キンパを食べてみたいって言ったら、お母さんが作ってあげるって言ってくれて、いっしょにキンパを作ってくれた。
最後の日に家族の方が、また来てねって言ってくれてすごく嬉しかった。」


「自分へプラスになることしかなかった交流だった。何もかも新鮮で、まず韓国講座の仲間たちだって最初は初めましてからなのに、もう仲間って言っちゃうくらい心を開いて仲良くなれて、そんな仲間達とともにこんな貴重な体験ばかりさせてもらって、ずっと行きたかった念願の韓国で最高の学びができた気がした。
歴史の学びもただ自分たちで調べるだけじゃ得られない、もっと深いものに触れられた気がしたし、正直なところ、もっと学びたかった。まだまだ言い足りないし、感じたこと思ったこと数え切れないくらいたくさんあったけれど、もはやたくさんありすぎてわからない。一瞬一瞬が貴重で、物の重みが強くて、周りの大人たちに感謝でしかないです。」



自由の森学園の生徒がチマチョゴリを着る体験をしたり、


韓国料理をたくさん食べたり


ホームステイをさせてもらったり、


短い期間ではありましたが、韓国の文化と友情を存分に


味わってくることができました。


空白の3年間を感じさせないような

濃密な交流となりました。



韓国講座担当 古賀 藤原

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