林業講座の白神山地スタディーツアー5日目。最終日。
林業講座の白神山地スタディーツアー5日目。
今日は、最終日ながら
「 ここは、わかるか?
斎藤さんとお別れ。
今は、まだわかりません。
最終日です。
今日は、最終日ながら
盛りだくさんな日。
朝イチから、街まで行って、
準備して、
そのまま林道終点へ!
青空がまぶしい日。
よーし、いくぞ〜!
朝イチで街に向かった理由は、
この土嚢を作って来たから。
車に乗せて、
ぼくらの野営場までとんぼ返り!!
砂でいっぱいの土嚢袋。
推定20kg。
まずはここから。
登山道入り口の階段の土がへこんでしまったところへ。
ここは完璧。
つぎ〜。
なかには、、
2つ担いで!!
どんどん奥まで進みます。
「 白神山地 恩返しプロジェクト 」と呼んでいます。
雨が降ると、
ぐちゃぐちゃ、ぬかるむ所、
へこんで歩きづらい所へ置いていきます。
素敵なブナの中、
ひたすら運びました。
なぜ、土嚢袋を設置するのか?
なぜ、恩返しなのか?
先日、小岳に登った時、
登山靴も足首まで埋まるほどの
水たまりの登山道に出会いました。
登山道で水たまりに出会うと、
ひとは、
水たまりを避け、
仕方なく
その水たまりの外側を踏み通っていきます。
そうなることで、
外側の植物、植生を痛めていきます。
そして、さらに水たまりも
歩道も広がっていくのだそうです。
これだけ充実した学びに出会わせてくれた
白神山地に恩返し。
そう、それが、
「 白神山地 恩返しプロジェエクト 」
を行なった本当の意味です。
さすがに疲れました。
でも、恩返しできた。
と思います。
このプロジェクト。
斎藤さんは、ガイドをするときに、
いつも「 自由の森の生徒がやってくれたんだ。」
と、紹介してくださっているのだそうです。
先日、
街のスーパーマーケットで出会った、
藤里町の方が、
「 自由の森の方ですよね?
あの土嚢は本当に歩きやすくって、
とってもありがたいです! 斎藤さんから聞きました〜。」
と、言ってくれました。
藤里の街にも自由の森を知ってくださって、
感謝していただいていることを知り、
人と人が繋がる嬉しさを感じました。
置き終わったところから帰るとき、
さっそくその上を歩いた斎藤さん。
「 こりゃ、ほんとあるきやすいよなぁ 」
と言ってくれました。
これで、スタディーツアーの
すべてのプログラムはおしまい。
おつかれの、林道終点。
この林道終点は、
白神山地スタディーツアーの始まりでもあり、
おわりの場所でもあるのです。
でも、それじゃ終わらない。
「 ここは、わかるか?
あっちも、こっちも木が一列無いだろ?
これは、森林鉄道の跡なんだ。
二ツ井の街からここまで、線路が繋がっていたんだぞ。 」
こんなところまで、
どうやって繋げたのか想像がつかないのです。
そこからは、
お世話になった、くるみ台野営場所を撤収。
きれいに片付けて、
急いで街まで降ります。
斎藤さんの車が止まりました。
本当にいろいろなことを
僕らに教えてくれます。
いつも素通りだったこの場所。
この真下には、
森林鉄道の橋脚が残っていました。
ざっと、100年以上前から掛かっている橋なんだそうです。
来年、あそこ行ってみるか?
太良鉱山跡にかかる、
太良橋。
ここはとんでもなく高い橋。
のぞくとすくむほどの高さ。
でも、
いつ見ても、緑に透き通る藤琴川が
ざあぁっと流れています。
毎年、拠点にさせてもらっている、
藤里町の森の駅でお昼ごはん。
ごはんを食べるより先に?
すてきな展示になっていました。
いよいよ
斎藤さんとお別れ。
最後に斎藤さん
ブナの実のお話。
「 食べるか? 」
実はこの春に、
林業講座を受講していた数年前の卒業生が、
斎藤さんのお家に12泊もしていたんだそうです。
卒業してまで
自由の森の生徒を見ていただいて、
感謝なのと、
「 もう一度
白神山地の森に出会いたい。」
そういう想い。
ツアーは終わりだけど、
「 自分の学びの始まり 」が始まったんじゃないでしょうか?
飛行機の中で生徒が、
「 凄すぎて、まだ消化しきれてない。でも、楽しすぎた。」
今は、まだわかりません。
でも、確実に生徒の中に
何かが起きているんじゃ無いか?
起きていて欲しいなと思います。
4泊5日。
自由の森日記にお付き合いいただきありがとうございました。
きっと、夏休み中に、
スタディーツアーのこぼれ話などが
お伝えできたらいいなぁとも思っています。
それでは、
林業講座 白神山地スタディツアー2026
おしまいです。