誰のためのまちおこし?
今年の活動テーマを
「 まちおこし、まちづくり 」
と決めた生徒たち。
ところで
まちおこし ってどういうこと?
そもそも
まちおこしはなぜ必要?
そんな問いを抱きながら訪れたのは、
飯能市加治東地区の居場所づくりの場
「 松原ふれあい広場 」
長年コミュニティソーシャルワーカーとして、
飯能市の福祉的まちづくりに関わってこられた
野田さんからのお話を聴きます。
まちづくりのイメージや
想いを語る生徒たちの発表後、
野田さんからの開口一番の問いは
「 まちおこしをして、笑顔になる人は誰? 」
「 人口を増やしたい、増えたその先は?
暮らしの中でどんなことが大切なのか? 」
地域の困りごとを、
地域の人自身が解決しようと
力を寄せ合い楽しみながら活動している姿に触れ、
生徒たちの
まちおこしのイメージが少し揺るがされた時間。
野田さんからの最後の問い
『 暮らしやすい地域とは?』
これは、
飯能地域研究のテーマであり、
生徒一人一人が
今暮らす地域、
そしていつか暮らす地域への問いでもあり。
地域と自分とを行き来しながら、
学びは続いていきます。
飯能地域研究講座 吉田