釜石よいさ 〜 踊り継ぎたい夏がある〜
釜石よいさ 〜 踊り継ぎたい夏がある 〜
釜石よいさ まつりの最後に。 |
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8月4日。
高校生の選択講座「福祉の現場へ」、
スタディーツアー2日目です。
この日の前半は、仮設住宅で活動しました。
まずは、仮設住宅を退去された方も多いので、
環境整備のため草取りをしました。
写真:除草作業 |
草取りをした後は、生徒が企画した「お茶っこサロン」で交流会。
ホットケーキを作りました。
震災当時から現在まで、仮設で生活をしている両川吉男さんにお話を伺いました。
岩手県釜石市では、2019年にラグビーワールドカップが開催されます。
そのため仮設住宅は今年でなくなってしまうため、
仮設住宅での活動は今年で最後です。
仮設住宅がなくなっても、
ここでつながった縁を大切にさせていただきたいと思っています。
この日、元消防団で、現在は「 釜援隊 ( かまえんたい )」として活動されている
前川智克さんにもお話を伺いました。
前川さんは津波にのまれながらも、奇跡的に助かったそうです。
助かった後も、救助活動にあたり約1ヶ月家に帰れず、
ご家族と再会できたのは震災発生から約3ヶ月後。
被災者でもあり、救助する立場でもある前川さんのお話はかなりリアルで、
迫力のあるお話を聞かせていただきました。
夕方からは、「 釜石市よいさ 」に参加!
釜石市よいさのお祭りは、岩手県釜石市の夏の風物詩です。
約90分踊り続けます。この日のために踊りの練習をした成果がみられました。