発電所を考えて選ぶワークショップ
自由の森学園は7月から
再生可能エネルギー 100% の電力に切り替える予定です。
今日は、みんな電力スタッフにも来ていただき、
今後、どの発電所から電力供給を受けるか、
高校生たちと考え、決めるミーティングを行いました。
選択講座「 環境学 」の受講生を中心に約15名の生徒、
数名の教員、実習生が参加しました。
まずは、みんな電力が供給する再生可能エネルギーについてのレクチャー。
そして、今後、電力を購入する発電所4候補について、
それぞれ説明がありました。
千葉、東京、福島、群馬の、比較的近場で、それぞれに思いのある発電所です。
質疑のあと、いよいよ投票。
その結果は・・・
第一位は
つり人社太陽光発電所!
魚の画像はありましたが、
「 顔の見える電力 」が売りの人の「 顔 」が見えないのに、どうして?
意外な結果でしたが、
投票用紙には選んだ理由がそれぞれしっかり書かれており、
いくつかが読み上げられました。
・言っている事がすごく的を得ていた。
バイオマスも始めると言う事なので支援したい。
・釣りが好きだから。森林保全や水質保全についても
意識が向いていて、すてきだと思ったから。
・経済よりも環境を優先しているところがいい。
特に自分は山が好きでよく行くので環境のことはすごく気にする。
・個人的にバイオマスがすきだから、支援したいって気持ちがある。
・自分たちの趣味を守るために再生エネルギーを作るというのが
動機として気に入った。
・割と印象にのこったし、かんきょーとか考えてていいんじゃん?と思ったので。
・理念を持った設立理由、発電にとどまらず、山の保全なども考える
マルチな発想。さらに新たなエネルギーの開発もしようとする合理性も
評価できると思う。
・バイオマス発電を応援したい。
なるほど、と思いました。
ちなみに第二位は、福島県南相馬の太陽光発電所でした。
・福島の復興は応援したい。という理由が多かったです。
日本では、まだまだ電気を考えて選んでいる消費者はごく少数派です。
今日のワークショップがもっと広がっていくといいと思います。
みんな電力のみなさんと自由の森の生徒たち |
鬼沢