林業講座スタディーツアー5日目、最終日。

林業講座スタディーツアー5日目、

最終日です。





朝、少し早めに起き、

テントの撤収。


斎藤さんも駆けつけてくれました。




斎藤さんが最後にみんなへお話。



「 これブナのタネ。見たことあるか?


昨年大豊作だったから、
動物のご飯を横取りしないところで
少しだけ分けてもらっておいたんだ。」



「 食べてみろ。 」


と、ブナのタネの殻の剥き方を教えてもらい、



みんなで試食。



「 おいしい!」

「 クルミだ!! 」




参加したみんなにプレゼントも

いただきました。




その後、藤里の街へ移動。



藤里町では、

林業講座、初の試み。



せっかく白神山地に行ったのだから、

自然だけでなく、

白神山地に暮らす人たちにも

出会い、

話を聞いてみたい。




林業講座スタディーツアー版

「 世界と出会う・人と出会う 」

です。




株式会社 アルビオンの白神研究所の

所長 小平努さん。



白神山地の麓で、植物の力を研究開発している、

研究所。


刈り取った植物を

乾燥させているお部屋まで見学させていただいたそうです。

アルビオン白神研究所さんのHPはこちら








藤里町は、ひきこもりゼロの街。



その支援に取り組んだ

藤里町社会福祉協議会理事長の

菊池まゆみさんにお話を聞きました。









いつもスタディーツアーで来るたびお世話になっている、


「 森の駅 」の駅長さんの

土佐憲夫さん。



藤里町観光協会で

40年以上藤里町の観光業務に携わっている方です。



40年前というと、

自由の森が白神山地に修学旅行等で

訪れた時にはもうお世話になっていた方なのです。










町営牧場で飼育しているヒツジの毛糸で

いろいろな作品をつくる、

「 工房チクチク 」をなさっている、

伊藤絹子さん。



写真で、手に持っているのは?



これ。


ほんの短い時間でしたが、

みんなに作品を作らせてくださいました。

おみやげもいただいて、みんなうれしそう。










青空が印象的。

田んぼの真ん中で、

リンドウの花を栽培している、

淡路悦子さん。




リンドウを栽培して、

「 あきた白神りんどう 」というブランドで

出荷されているのだそうです。





↑上のHPで紹介されている農家さんたちの写真は、

淡路さんの畑でした。




加えて、

ずっと藤里町にお住まいということで、


藤里の里山の暮らしについても

たくさんお話を聞かせていただきました。



昔走っていた、

森林鉄道は、

「 ガソリン 」って呼んでいて

みんなの ” 脚 ” だった。

とか。




最後に、

水神様の大欅( ケヤキ )。


千年木として地域の方々に

親しまれている大欅( 幹まわりが8.2m!)

のところへ連れていっていただき、


むかーしから、

この大きな欅と欅並木といっしょに暮らしていた

藤里町大沢の方々のお話を聞きました。





この藤里の方々とのお話は

きっと学習発表会で展示されると思います。


お楽しみに。







そして、

それぞれ5箇所に分かれていたみんなが

森の駅に再集合。


斎藤さん、高瀬さんにご挨拶。




スタディーツアーに参加した生徒から

お礼の色紙を渡しました。





最後に、

斎藤さん、高瀬さんからお話を頂きました。


「 自由の森の生徒はみんなおもしろい。
  そして、みんな勉強してからきてくれて
 うれしい。」


そんな言葉を頂きました。




「 いつになってもいいから、
    また来てくれよな! 」


そう、いつも言ってくださいます。





また行かなくちゃ。


ずっと変わらない藤里の街へ。


そして、あの白神山地、

ブナの森へ。





白神山地の山々、

斎藤さん、高瀬さん、


今回お話を聞かせていただいた

小平さん、菊池さん、土佐さん、伊藤さん、淡路さん。





あまり見かけない顔の子どもたちを見て

声をかけてくださった、

藤里の皆さんに、

感謝でいっぱいです。





縄文時代にもここに人が住んでいた。
 素波里キャンプ場のクリの大木の前にて。






林業講座スタディーツアー in 白神山地2025

本編おしまいです。


林業講座




紹介しきれていない

すてきな生徒の取り組みがあったので、

おしまいにならないかも・・・。 

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