高3日本の芸能スタディーツアー1日目
高3選択講座『日本の芸能』は
スタディーツアーで富山県八尾町に来ています。
授業では後期からこの地に伝わる踊り
『 越中おわら 』に取り組むため、
その事前学習として
実際に現地の方に踊りを教わりに来ました。
格子戸と瓦ぶきの老舗や商家が軒を並べる
素敵な町を散策しながら、
まずはおわら資料館に到着。
ガイドしていただきながら
おわらの歴史に触れました。
またまた散策しながら、
次は曳山展示館。
おわらには
力強く舞う男踊りと
女性が優雅に舞う女踊り、
豊年踊りの3種類の踊りがあります。
今回教えていただいたのは、
種まきや稲刈りといった農作業の所作を
手や指先を巻くような動きで表現した
豊年踊りです。
5月のお祭りでは、
6つの町それぞれ異なった山車が
お囃子の音に乗せて
町を練り歩きます。
江戸時代から養蚕で栄えていた様子が
山車の豪華な装飾や、
細やかな彫刻から見て取れます。
私たちが1日目に泊まる宿は
北吉さん。
日中に沢山動いて汗をかいたので
ごはんをもりもり食べました!
夜は、宿のある鏡町で
子どもたちが踊り練習をするということで
見学させていただきました。
八尾のそれぞれの町では、
よちよち歩きの子どもから大人まで、
定期的に集い、
お祭りに向けて1年かけて練習しています。
この踊りが地域の人たちの大事な交流の場であり、
老若男女関係なく輪になって、
ゆったり踊る姿はなんとも幻想的で素敵な空間でした。
2日目は
上市町に移動し、
また別の方に踊りを教えていただく予定です。
暑い中動き回ったので、
しっかり休んでまた明日〜。
高3日本の芸能担当 岩下