白神山地スタディツアー 最終日 



 とうとう、白神山地でのスタディツアーは最終日を迎えました。



朝はゆっくり、素波里キャンプ場を楽しみます。


朝ごはんはお米とピザ風ホットサンドの2メニュー。




5日目にもなると、食事の支度もお手のもの。



今日の特別メニューは、クロモジ茶。


前日の高倉森で、実はお土産にもらっていた

クロモジの枝を煮出してお茶にしています。


これで合ってるのかな…という見た目ではあるんですが

これがとっても爽やかで

美味しいお茶なんです。






朝ごはんを堪能したら


少しずつ、撤収作業を進めます。




青空であまりにも気持ちよく

嬉しいような、帰るのが寂しいような。






でも名残惜しい気持ちになるのはまだ早い。

毎年恒例のだいじな

「白神山地 恩返しプロジェクト」が残っています。




例年は、藤里駒ヶ岳の田代湿原へ向かう登山道を

重たい土嚢を運び込んで補修していくのですが

今年は土砂崩れなどの影響で、

登山口まで行くことができません。



代わりに、高山の山頂の草刈りと、そこまでの階段を補修します。


大きい鎌とハンマーを持って

杉の中を進みます。


コースタイムは1時間。

昨日までと比べたら余裕!と思っていたけれど



思ったより険しいかも。



音をあげそうになっていると






興味深いものに出会いました。

クマのうんち。



これまで、クマが引っ掻いてボロボロにした標識や

クマの毛は見かけることがありましたが


もっと身近に感じられるクマの痕跡でした。


ちなみにこのうんち、すっごくクサいという報告がありました。


(私は確認する勇気がありませんでした)




どうにか山頂に着いて

草が伸び放題の東屋とその周辺を



草刈り開始。




作業のあとは集合写真を撮って

今度は帰り道に、木の階段の手入れです。



クイを打つようなちょっとしたことだけど

小学生も学校行事でくるような山ときいたし

次にくる人が少しでも登りやすいように

丁寧に補修しました。





今回の旅の最後に

ガイドの斎藤さんにご挨拶。


生徒全員が一言ずつ、感想を伝えます。


白神山地の森は人が入っちゃいけない感じがした

疲れて休みたい帰りたいと思ったけど、たくさんのことを学んで、また来たい、他の季節も見たいと思った

青秋林道のように、始まってしまったことをどうやって変えていくか、ということをたくさん考えた





斎藤さんからは

どこいってもいいから、森を見つめてほしい。

また知りたいことがあれば連絡ください、とメッセージ。




今回のスタディツアーはこれで終わってしまうけど




ここからのまとめの作業が本番、とも言えそうです。

感じたことを新鮮なうちに綴って

あとで読みあうことを楽しみにしています。


羽田空港で、最後のミーティング。



林業講座 白神山地スタディツアー

完了です。



林業講座

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