ワールド・ピース・ラボ スタディツアー2日目

2日目である8月6日は

朝8時から行われる平和記念式典に参列するために

4日間の行程の中で最も長い1日となりました。



まず、朝は入場ゲートが開く6時30分を目指して公園に向かいました。

今年はニュースでも報道されていましたが

例年にくらべ公園内の規制が厳しく

式典会場に入るまで非常に長い時間を要しました。








ようやく入れた会場で式典に臨みます。


そして、8時15分。








今から79年前のこの時間、この広島に原子力爆弾が投下されました。

この時間の黙とうは、原爆によって犠牲になられた方々に哀悼の意を表すとともに、

世界の恒久平和を願うという意味がこめられています。


生徒たちも79年前のこの時間に様々な人びとの日常が奪われたこと

そして世界がいまもなお核兵器の脅威におびやかされている現状に思いを巡らせながら

黙とうを捧げたことと思います。







式典が終了した後は、同じく公園内にある広島平和記念資料館を見学しました。


この資料館は「被爆の実相」を国内外に伝えることが目的の1つにあります。

資料館は様々な形で見学する人びとに平和について問いかけてきます。


見学した生徒たちはその問いかけをどのように受け止めたのでしょうか。


考えさせられる午前中を過ごした後は、お昼ごはん。




広島県の府中市というところで食べられる

「府中焼き」というお好み焼きをみんなで食べました。

(なんと店員さんの中に埼玉出身の方がおり、地元トークをする場面もありました笑)






午後はグループに分かれ、市内で行われている様々な平和イベントに向かいました。



被爆建造物を見学したり、被爆者に話を聞きに行ったり

各グループで学びを深めていきました。






長かった1日の最後は平和記念公園内で行われる灯ろう流しに参加しました。



灯ろうに一人ひとり平和への願いをこめたメッセージを込めます。







そして、公園と原爆ドームの間を流れる元安川に

一人ひとりの願いをのせた灯ろうを流しました。




早朝から始まった「広島原爆投下の日」でしたが、

広島市では「平和記念日」に指定されています。

長い1日の中で生徒たちは一人ひとり平和について考え、

思いをつくることができたことでしょう。






スタディツアーもいよいよ後半に突入。さらに学びを深めていきます。


ワールド・ピース・ラボ

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