ワールド・ピース・ラボ スタディツアー最終日

最終日は初日に記念公園を案内していただいた

「Peace Culture Village」(PCV)によるワークショップで

これまでのスタディツアーの学びをふりかえりました。



まずは各グループにわかれて

ファシリテーターとして入っていただくPCVの方々との自己紹介と

このツアーで何を見てきたかなどについて共有しました。




PCVには昨年より自由の森の卒業生も携わっており、

今回のワークショップではファシリテーターとして参加してくれました。



これまでの活動の共有をして、

PCVから今回一緒に考えていきたいテーマが提示されました。



それは「なんで人類は核を手放せないんだろう?」



世界の核問題の現状などについて確認した後、

各々が考える理由をポストイットに書き出します。



「強さを示すため」

「強敵に対する恐怖によるもの」

「一部の政治家が保有を望んでいる」

など様々な意見が出されました。




各グループで出された考えを全体で見合いながら、

自分の考えをさらに整理していきます。




最後に全体を通してさらに学びたいこと、

考えたいこと、実践したいことについて書き出していきました。


戦後80年を目前に戦争体験者の高齢化が進んでおり

その体験の「継承」が大きな課題となりつつあります。



生徒たちはこのツアーを通して見てきたこと、感じたこと、考えたいことを整理しながら、

この後に自分がするべきことは何か模索していきました。




最後にお世話になったPCVのみなさんと記念写真をとって帰路につきました。




帰りは広島を離れるのを名残惜しくしている生徒も多く

「見切れなかったからあともう1日!」と悔やむ生徒もいました。


参加した生徒たちにとっては、被爆地に赴くことで

原爆の惨状だけでなく、世界と核問題そして平和を志向するためにはどうしたらいいか、などと

多角的かつ広範囲なテーマに触れる学びになったと思います。


これから夏休みの間に、このツアーについて一人ひとりまとめ

休み明けの授業でさらに学びの振り返りを行っていきます。




ワールド・ピース・ラボ

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