高1 日本の芸能スタディーツアー in 岩手
高校選択講座、「高1 日本の芸能」では
10月5日から7日の日程で
岩手県奥州市へスタディツアーに行ってきました。
普段の授業で題材にしている
朴ノ木沢念仏剣舞。
今回のスタディーツアーでは
朴ノ木沢念仏剣舞保存会のみなさんに
丁寧に教えて頂きました。
生徒たちは熱心に練習に励んで
自ら保存会の方に質問に行くなど
たっぷり吸収してきました。
あっという間の2日間で、
もう1日やりたい!なんて声もあがりました。
保存会の会長さんからは、
「こんなに熱心に取り組んでいる人たちはなかなかいない!!
ぜひ保存会の一員になって欲しい」と嬉しいお言葉も……。
夜には日本の民舞教育の第一人者でもあられる小野寺澄子先生に
「とばないひこうじょう」という紙芝居を紹介いただきました。
朴ノ木沢念仏剣舞が踊られているこの地で、
80年前の中学校3年生が
岩手県中から2000人集められて、
特攻隊の飛行機が飛べる飛行場を3ヶ月で作った
という事実が描かれた紙芝居です。
自分たちと同じ年代の子たちが
こんな環境にいたことを知りました。
最終日は、源義経ゆかりの地、
世界遺産の平泉を回りました。
世界遺産センター
金鶏山、中尊寺、毛越寺、無量光院跡、義経高館堂を巡ってきました。
とても氣の良い場所で
平和な極楽浄土を作ろうという思いで作られた土地の
空気を感じてきました。
義経の怨霊を鎮めるために踊られてきた
朴ノ木沢念仏剣舞。
スタディーツアーでは歴史的なことも学びました。
これからの後期の授業では
どんな朴ノ木沢念仏剣舞がつくられるのか楽しみです。
高1日本の芸能担当 志賀















