小岩井生態学スタディーツアーin西表島7日目。その2

小岩井生態学スタディーツアーin西表島7日目。

その2 です。



午後は、


こんな素敵なところに集合。

「 月が浜 」という名前です。





文字通り、

綺麗な砂浜が三日月のようになっている浜です。




「 あ、なんか砂が違う!? 」

って、生徒が。



そうここは、

初日に行った浦内川の出口にあたる浜。



浦内川の砂岩から細かい砂が流れてきて

それが溜まった浜。



西表島の多くは

サンゴが砕けたサンゴ砂。



なんか違うのは、

その通りなのです。



しかも、

ここはギュギュグと鳴く、

鳴き砂なんですね。




すると、

こんな素敵な風景なのに・・・


また、下を向いて

何かを探しているよ。





「 えーいるの?
  どんなやつ?? 」




波打ち際の砂を、

浅く広く引っ掻いていきます。




「 あ!これ? 」



あった〜!!

しかもちゃんと生きているやつ〜!!


これは、

トゥドゥマリハマグリという二枚貝。



なんと、日本でも

この浜だけ生息。



世界でもフィリピンの一部のみ生息するという

そんな二枚貝なんです。




「 すごい!貴重なんじゃん!! 」




そして、疑問。

「 トゥドゥマリ?? 」


聞き取るのもハテナな名前の由来は、

何?なぜか?



実は、もともとこの浜は、

「 トゥドゥマリ浜 」という名前。


ここが月が浜となったのは近年のことなのです。







「 トゥドゥマリって、そもそもなんだ? 」


そんなふうに、生き物や、古い西表島の地名、

文化にも触れたり、



次の体験のガイドさんが来るまでですら

学びの時間になっていました。




さて、

スタディーツアーの仕上げ。その3。




サーフィンボード?と


パドル。



SUP(スタンドアップパドル)ですね。

立ってパドルで漕いで進む。





みんな、立てるのか不安ながら、

SUPの漕ぎ方を習っています。




教えてくれているのは、

地元のSUPガイドの津嘉山 洋さん。

と、池田 真也さん。




実は、津嘉山さんは

私の中学生時代からの幼馴染だったりします。





浜で基本的なことを習ったら、


あとは実践!









「 遠く見て、スって立ってみて 」

スって言われても・・・。


ちょっと、おそるおそる立ったら、

立てちゃった??






あら、案外と

するりと行けちゃう津嘉山さんマジック?





ちょっと、休憩をして、


今回のコースは、

2022年から構想、

ずっと寝かせていたスペシャルなコース。



23年は北風のため断念。

ちょっと体験したい。では行けないコース。

私も初のコースなのです。




津嘉山さんも

ずっと小岩井生態学のスタディーツアーを

何年もサポートしてくれているので、


自由の森の生徒たちを是非連れていきたい!

と言ってくれていたのです。





月が浜を背に、

ボードと、パドルで漕ぎ始めます。






なんだか、


すごい風景。




それもそのはず、


月が浜から、

地図に名前も何もないので、説明が難しいのですが・・・



外の海を通って、

行くルート。





この日は、

北風がびゅーっと入った日。



岬を越えると、

途中で、風を受ける方向が変わり、

風を利用して、

ほとんど漕がずに進めたり、

漕がなくっちゃだったり。



風と波を読みながらSUPを進めました。





途中で寄った浜。




こんな時間も愛おしい。

のです。





時間を見て出発。



最後は、

西の空に陽が沈むのを見ながらゴール地点へ。




このルートは、

月が浜から、

星立の集落の海を通って、

アイランドホテルのある祖内集落の浜がゴール。



月が浜から、

自分の住処まで、

自分の手で漕いで帰るというルート。




いつかやってみたいね。

と思っていたのです。





日没が18時30分。

暗くなるのが、19時。



思えば、

ずいぶんと西の街に来たものです。






これで、

小岩井生態学のスタディーツアーin西表島の活動は

おしまいです。





と思ったのですが・・・。


長くなったので、

その3?ですかね。



小岩井生態学

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