沖縄伝統工芸「紅型」を染める。
沖縄の南城市で、虹亀商店を営む
三好 明日香さんは、
作業がひと段落したころ、
自由の森の卒業生( 9期生 )。
中学生の頃、沖縄にどっぷりハマってしまったという明日香さん。
絵を描くのが大好きで、
なんと勝手に廊下に作品を展示していたとか!
今月末に修学旅行で訪れる沖縄。
生徒たちのわくわくもどんどん高まっていきます。
紅型染め( びんがた )、
紅型染め( びんがた )、
沖縄で大切に受け継がれてきた文化について、
明日香さんからの説明。
「 うわ、すごい細かい模様! 」「 色がきれい〜 」
という声があちこちから。
染まって欲しくないところに塗っておく糊には
もち米とぬかを使っているそうで、
「 え、どんな味するのかな? 」
なんてつぶやく子も。
今回は8種類の型の中から好きなものを選んで、
今回は8種類の型の中から好きなものを選んで、
紅型染めを体験。
どれも素敵で、選ぶのにひと苦労です。
「 こうやって染めるんだよ〜 」
「 えっ、筆はタヌキの毛でできてるの?! 」
みんな、
すぐに夢中になって取り組み始めました。
作業がひと段落したころ、
教室に三線の音が響きはじめます。
明日香さんや、
ハチャさん( 6期生 )が民謡を唄ってくれて、
生徒たちからも
「 ねぇ、私たちも歌いたい! 」
という声が。
すると自然に、
音楽の授業で習っていた
「 島唄 」を口ずさむ声が重なり始めました。
そして、染め上がった作品がついに完成!
最後の仕上げは、
修学旅行前の合宿でみんなで糊を落とす作業。
本当の完成は、もう少し先のお楽しみです!
完成した紅型もおたのしみに。
中学3年 学年団