能登半島ボランティアスタディツアー2日目 ―福祉の現場へー
2日目は、
1月の震災と9月の豪雨災害で甚大な被害のあった
輪島市を巡るスタディツアー。
地震と豪雨の両方で被災した輪島市町野町の
もとやスーパーの本谷代表にお話を伺いました。
「 この地域に1軒しかないスーパーは住民にとっては重要なインフラなんだ」
という思いから
営業を再開させて行ったそうです。
本谷さん自ら被害状況を発信し、
多くのボランティアの協力により現在のところまできた
と語ってくれました。
氾濫した鈴屋川の周辺には
多くの家が建っていたそうです。
能登半島地震で発生した火災で200棟以上が焼け、
およそ5万平方メートルが焼失した
「 輪島朝市 」は今どうなっているのでしょう。
輪島市内の商業施設で、
「 出張輪島朝市 」として営業を再開しています。
現在は輪島朝市の復活に向けて動き始めているとのことです。
2日目の夜には学習会。
元能登町役場職員の
小川勝則さんのお話を伺いました。
震災時は住民課担当課長として、
住民生活の復旧に向けて県や国と交渉していったそうです。
小川さんは今年の3月に能登町役場を退職し、
現在は漁師を中心に
関係人口創出・ふるさと住民登録制度事業、
建設・解体、宿泊・飲食など7つの事業を展開されています。
小川さんのお話の後は質問また質問、
会場の外でも1時間ほど生徒学生との対話が続いていました。
9月27日(土)に
埼玉県防災学習センターで
小川さんや新村新友会のみなさんの講演会が行われます。
講演会「能登半島6366 ― 発災から今 つなぐ人と人のつながり」
詳細は下記に
https://saitamabousai.jp/modules/event/index.php?action=PageSearch&category_id=2
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