福祉の現場へスタディツアー最終日

福祉の現場へスタディツアー最終日


3日間お世話になった農家民宿。



それぞれあたたかく貴重な体験となりました。






今日は、福島浜通りの資料館をめぐります。



除染した土が入った、

フレコンパックや

崩れた家々が点在する帰還困難区域をバスで通過し、




まずは浪江町の

震災遺構「 請戸小学校 」を見学。



校舎に残る

生々しく恐ろしい津波の爪痕を見ながら、


迅速な判断により児童全員が避難することができた

奇跡と防災教育の力を感じました。







続いて富岡町にある

「 とみおかアーカイブミュージアム 」へ。





地震、津波、原発事故と、

複合災害に見舞われた富岡町。



災害直後、混乱の中で町を追われ、

避難指示が解除されたのは、


2017年のことでした。







丁寧に展示を見ていたみんなは、

どんなことを感じとったのでしょう。







お昼の後は

今年の6月に避難指示解除となった

大野駅周辺を見学し、




最後は、いわき市にある

「 原子力災害考証館 」へ。




「 この災害の教訓を残したい 」

という思いから造られた

民営の施設です。




 津波に飲み込まれながらも、

 まだ生きていた命。




捜索したくも、

翌日の原発事故によって強制退去せざるを得なく、


 助けられなかった命のこと。

 残された動物たちのこと。

 中間貯蔵施設のこと。





たくさんの展示や情報、

想いが溢れている空間に



「 全然時間が足りない! 」

 の声が続出。






後ろ髪引かれつつも、

福島県をあとにし帰路につきました。





 たくさんの人・想い・出来事に出会った旅







じっくり頭の中で整理し、

言葉にし、

わたしたちに出来ることを探し続け、

行動していきたい。





実り多き

ふくしまスタディツアーとなりました。




また明日、学校で会いましょう。



福祉現場へ 村山みどり

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