復興支援ボランティアスタディツアー2日目
東日本大震災の時、
釜石では多くの子どもたちの命が救われました。
そのことを「 釜石の奇跡 」と称されたことがあります。
しかし、地元の方々はそのように呼ばれたくないと言っています。
それは、なくなった子どもや学校関係者もいるし、
何より、とくに鵜住居地区には多くの方々が犠牲になっているからだ
と聞いています。
そのため、現在は釜石の〝できごと〟と言われています。
この2日目の私たち自由の森チームの立ち上げたコースは、
この「 釜石の〝できごと〟」をたどるツアーです。
園児、児童、中学生らが避難した経路を歩き、
子どもたちと一緒に避難した当時児童委員の両川さん、
当時消防団員だった前川さんにご案内していただきながら、
なぜ多くの子ども達の命が救われたのかを学び、
また、同時になぜ多くの方々が犠牲になってしまったのか
も考えていっています。
夕方からは恒例の釜石よいさ祭りに参加し、
聖学院大、聖学院高のみなさんと一緒に踊ってきました。
例年になくとても暑い中のよいさ祭り、いい汗をかきました。
新井達也