「 猿橋賞 」石原安野さんの新聞記事を掲載しました。

「 猿橋賞 」を受賞した、

石原 安野さんの新聞記事の掲載許可を頂きましたので、

こちらに掲載いたします。






朝日新聞「 ひと 」より。


 宇宙の起源の解明につながる素粒子ニュートリノ。南極の氷約1立方キロメートルを使った観測装置「 アイスキューブ 」の実験で、1千兆電子ボルトものエネルギーを持つニュートリノを2012年、世界で初めてとらえた。この業績で、優れた女性科学者へ贈られる猿橋賞を受ける。
 南極で観測装置の建設が始まった直後の05年から参加した。試行錯誤を重ね、多くの研究者とは違った視点から、あらゆる物質をすり抜ける「幽霊粒子」の検出方法を練り上げた。見つけた瞬間は「 ニュートリノの信号だ、と確信した。絵に描いたようにきれいな信号だった」。
 子どもの頃、キュリー夫人の伝記を読んで研究職のイメージがわいた。中学時代、天体の動きが数式で表せることに驚き、物理の世界を志す。東京理科大を卒業して米国に留学後、素粒子探しの世界に飛び込んだ。
 装置を調整するため、当時2歳の長男をパートナーと両親に預けて南極に1カ月半滞在したこともある。育児と研究の両立の難しさを尋ねられることも多いが、もともと楽天的。「なんとかなる。深刻になりすぎないで」と笑う。
 千葉大 准教授。現在計画中の新たな実験では、新型検出器の開発で日本の責任者になった。「 ニュートリノがどの天体から来たのか。たくさんの謎を解明したい 」
 (文・水野梓 写真・山本和生) いしはらあや(42歳)


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